留学生の動向とマイケル・サンデル氏が伝える日本社会

留学生の動向とマイケル・サンデル氏が伝える日本社会

Written by taka ohara

Topics: 日本文化, 留学生

前々から留学生が減少していることは、お伝えしていました。
もう少し、詳しく動向を書きたいと思います。今後日本人は、どこへ向かおうとしているのでしょうか?
2009年から2010年に留学生が米国アメリカに留学した数値をご紹介します。

  • 中国:約12万8000人(10年前に比べて2.3倍増)
  • 韓国:7万2000人(1.8倍増)
  • 日本は、2万5000人を下回り(10年前の半減)

人口が減っていることを踏まえたとしても、周囲のアジア圏が増加しているのに対して、減少しているこの現状ははたして良いのだろうか?悪いのだろうか?

世論では、「内向き志向」と言われているが、はたしてそうなのか?
若者20代、30代の動きとして、最近テレビに出ているのが、社会貢献だ。社会のために、何かしたい。もちろん、その一点だけをクローズアップしたいわけでもないが、目立ってきているようです。

マイケル・サンデル氏をご存じだろうか?米ハーバード大学の教授。現在、NHKのテレビ番組で、よく見かける先生だ。実に、明白で分かりやすい先生だ。
この先生がコメントする現代の日本社会について、要約してみた。

  • 無縁社会
  • コミュニティーの喪失
  • 原因は、豊かな社会
  • 極端な個人主義社会が社会の結束に課題を与えている
  • 解決の道:道徳的な側面について、会話すること
  • 個人個人の責任について、向き合うこと

古き良き、日本文化を振り返ろう!
昔の日本人を振り返ろう。自分自身もまだまだ勉強中ですが、武士道がまさに日本人にとっての道徳ではないでしょうか?今がまさに好機。チャンスです。気づける機会です。危機との瀬戸際ですが、この機会を生かす時期です。

古き良き日本文化を身につけた人材は、60代以上の方々がほとんどです。つまり、化学、電気の力がなくとも「生きる知恵」を身に付けた人たちです。農業も然り、コミュニティーという集落、地域が人を育てるという一面もまさに、古来の日本人ではないでしょうか?

言葉で、ブツブツ言っていたって仕方がありませんが、自分もできることから行動したいと思います。

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